夢日記 マナちゃん
久々に面白い夢をみた。
前置き。私は世間の老若男女が三次元二次元、男女問わずアイドルにハマる感覚が分からない。分かりたいけど、ハマれない。
推し とゆう感覚を知りたくてハマったのはドラァグレースだった。私にとってのアイドルはドラァグクイーンだと思ってた。(熱は冷めつつあるけど)
森の中にボロボロの屋敷がある。夢の中での私はその屋敷に頻繁に出入りしているらしくいつものように中に入った。
長身で長髪の、少しジョンレノンを意識したような同年代の男性がいた。私と友達らしい。周りには中〜高校生くらいのかわいらしい女の子が数人居た。彼女たちに軽く会釈しジョンもどきの男性と談笑する。
どうやら彼はアイドルのプロデューサー?マネージャー?アイドルを売り出す仕事をしているらしかった。そして何故か私もその仕事に携わってるらしい。
ジョンもどきと話し込んでいると、少し離れた場所で女の子のひとりが『私も早く大人になりたい』と言っているのが聞こえた。私とジョンもどきとの関係を疑っているような少し嫉妬したような目で私を見つめていた。この子はジョンもどきのことが好きなのか。大人になればジョンもどきと対等の関係になれると思っているのかな。
私はあなたの若さが欲しいよ心底。と思いながら目を逸らした。
内容は思い出せないけどジョンもどきとの話がまとまり、女の子たちに留守番を頼み屋敷を出て森の中を進んでいくと突然ビル群が現れた。その中のスタジオがあるビルに入っていくと、居たのは『THEアイドル』みたいなファッションに身を包んだ一人の女の子だった。(屋敷の女の子たちはみんな赤ずきんちゃんみたいな格好をしていた)
『こんにちは!初めまして、マナです。』
作り物感のない自然な笑顔で彼女は挨拶してきた。
なんとゆうかマナちゃんは小屋にいた女の子たちとはオーラが違った。顔が特別可愛かったとか、スタイルが特別よかったとか、そうゆうのは覚えてないけど、ただただ存在感が圧倒的だった。とにかくマナちゃんから目が離せなかった。
ジョンもどきと仕事の話をするマナちゃんを見つめる私。
話が終わったようなので、何故か持っていたカメラでマナちゃんに軽く撮らせて欲しいと頼んだ。
カメラの前で飛んだり跳ねたりくるくる回ったりするマナちゃんを私は必死にカメラで追った。カメラ越しに写るマナちゃんはまた違った魅力があったように思う。
撮影が終わり、思わず『めっちゃかわいい!やばい!すごい!』と口にした私に、マナちゃんは笑顔で『ありがとうございます!今まで撮ってもらった他の作品も見てくれたら嬉しいな…』と甘えたような声で言ってきた時に、私は撃ち抜かれてしまった。赤い実はじけた。パチン。
何このかわいさは。ハートを射抜かれるってこうゆう感じか。やばい。これメスの私でもやばいんだから、オスの人たちが撃ち抜かれるヤバさは更にやばそう。やば。
頭の中が やば でいっぱいだった私にジョンもどきが、『俺この子にスターになって欲しいんだよ』と言ってきた。
マナちゃんならきっとなれる。私は確信していた。
大人の黒さで覆えない透明感と白さと滲み出る芯の強さ。ひれ伏しそうにすらなる。すごいなあ、こんな子いるんだなあ。アイドルってすごいなあ。屋敷への帰り道、ジョンもどきとマナちゃんのかわいさ、すごさについて語り合っていたとこで目が覚めた。
見てくれたら嬉しいな…のとこのドキドキがまだ残っていて、起きてしばらくしても少し心臓がドキドキしていた。動悸かもしれないけど。
…多分アイドルにハマる気持ちが分からないけどそれを一度でいいから体験してみたい願望が、夢を通して叶ったのかな。
射抜かれた瞬間の、恋に少し似ているあの感じはやばかった。何とも言えない高揚感、ドキドキ、あれを現実で体験したら簡単に忘れることはできないかもしれない。
あとジョンもどきに恋している女の子の嫉妬の混ざった視線が少しだけ気持ちよかった。あの感じは久々だった。性格悪いな私。
夢の中の第三者の名前をしっかり覚えているのは割と珍しい。なんでマナなんだろうと考えてみたらひとつ思い当たる節が。
私は心が疲れた時に癒しを求めてマナティやジュゴンの動画を見る時があって
…マナティの擬人化のマナちゃんだったのかな…。
いい夢だった。