いたーい!
脹脛がいたーい!脹脛よめなーい!(下書きしている時は痛かったけど、そこから何日か経ったのでもう治った)
けど書きたいのはそれじゃない。
道路に飛び出した幼児を親が平手打ちして、それは躾か虐待か みたいなスレを見た時のコメントで『虐待か躾かって言ったら愛の鞭って感じの躾だろうけど 実際、子供に痛み与えた所で効果は無いよ
自分自身の行動で本当に痛い目を見て本能的に理解しない限り改善しないだろうとは思う』って書いてあって、私はまさにこのタイプなのでドキッとした。
頭のいい人、頭のいい子、は、それをしたらどうなるのか頭の中で考えることができて、ちゃんと理解しているから世間で言われていたり親や周りの大人が言う『しちゃいけないこと』には手を出さないんだと思う。リスク回避も兼ねてるのかな。もっと頭のいい人は何故いけないことなのか経験せずとも本質的に考えることができるんじゃないかなと思う。
その点私はバカだ。周りが口を揃えて『それはしちゃだめ』とか『しない方がいい』と言ってくれていたのに無視して実行し自分が痛い目に遭ってやっと本能的に理解できたことがたくさんある。文字通りの『痛い目』にあっても本能的に理解できてなくて更に数回〜数十回痛い目にあってやっと本能的に理解できたこともある…。まだ理解できてないこともあるかも。うう…情けない…。
理屈じゃなくて実際やってみないとわかんないじゃん!ってゆう反抗心や好奇心から実行したものもあるし、深く考えず実行したものもある。(実行とか書くと物騒だけど犯罪じゃないよ多分!)なんでそれをわざわざしたのか分からないこともいくつかある。よく聞く『◯◯をしたらダメ!』だけでは子供は理解できないから理由をちゃんと分かるように説明してあげないといけない』ってゆうのは私にも当てはまるのか当てはまらないのか、よく分からない…。
知らない人についていかない。を無視して実行した結果私の人生でも10位以内に入る『経験しなくてもいい不幸なアクシデント』に見舞われた。更に、復讐はよくない。を無視して復讐しようとしたら私の人生のベスト5に入る『経験しなくてもいい不幸なアクシデント』を引き起こしてしまった。泣きっ面に蜂どころの話ではなく、泣きっ面にスズメバチの大群だ。自業自得なのもあるし、今は半分くらいは笑い話で人に話せるけど間違いなくドン引きされる内容で、さすがに懲りてもう知らない人にはついていかないと思うし安易に復讐しようとは思わないと思う。
↑を筆頭に全部数えてはないけど痛い目にあって本能的にやっと分かったことの数は大小含め100以上あると思う。『お前ってバカだなあ☺️コツン(愛を込めて軽くでこぴんする音)』のレベルのカワイイおばかさんじゃなく、残念な方のおばかさんだ。
散々身を以ていたーい体験をしてくるとメリットも少し出てくる。もう痛い目にあいたくないので色々なことに対して慎重と言う名のビビりになる。人によっては偽善者として映るかもしれない。人を見下さない*1。ポイ捨てしない*2。赤信号は止まる。まあ当たり前のことだし恥ずかしい話だけどビビりになった故に守るようになった。本能的に理解できている自信はない。
あと他の人が同じような痛い目にあって相談された時にアドバイスできる。狭いカテゴリーの話にはなってくるんだけど。そしてそのカテゴリーで相談された記憶はないけど。
自分が経験して痛い目にあったからそれはやめた方がいいと強く言える ことが正しいとは限らない。私はその人じゃない。私はダメでもその人なら違う形になるかもしれない。でもそれはやってみるまで分からなくて、私は私の好きな人たちにはしなくてもいい嫌な経験はしてほしくないなと思う。私に『しない方がいいよ。するな。』と言ってくれてた人の想いみたいなのを考えるとごめんなさいと思う。(嫌な経験をしてもそれを経験値に変えてその人の魅力にできそうな人にはもっと揉まれてきて!と思うこともある。)
してはいけない。しない方がいい。の先に、人によってはひょっとしたら何かいいことが待っていることもあるかもしれない。
でも私の場合はほとんどの確率でしない方がいいと言われていたことはしなくてもいいことだったし、してはいけないこともやっぱりしてはいけないことだった。
でもそれらを経験したから今がある。出逢えた人やものや色々があると思える。ってのもなんか変な話なんだけど。
悲しいことも楽しいことも全部その時必要だから起こってる みたいなことを昔何かの本で読んだ気がするけど、対象が『自分』に限り、そうなのかもしれないな。と思う。
今でもまだ乗り越えられてないと思うものもあるし、乗り越えちゃいけないことだ、と思うものもある。そこらへんは本能どうのこうのではなく、多分本質の方なのかなとうっすら思う。
甥っ子は母親の『しちゃダメ』をちゃんと守るように教育されている。いい子だ。でも桃太郎の本を一緒に読んでいる時に少し意地悪をしたくなって、『桃太郎は鬼に何かされたわけでもないのに倒しにいくのってどう思う?』と甥っ子に聞いた。『鬼だから倒しにいく』と答えたので、『何も悪いことしてないのに鬼だからってゆう理由で倒しちゃうの?鬼にも家族とかいるかもしれないよ』と言ったら甥っ子はしばらく考えて『鬼のママが泣いたらかわいそうだから倒さないかもしれない』と言った。母親想いの優しい子だな、と思った。